アクセス解析をする上での3つのポイント

平岡です。

今日はサイトの特徴を把握するための、アクセス解析をする上での3つのポイントを紹介します。

大きな視点から小さな視点へ

解析をしようと考えた時に一番重要な点として、マクロからミクロに情報を見ていくというポイントがあります。

あなたも知らない街で目的地を探す時、まずは縮尺の大きい地図で大まかな方角を把握しますよね?そして次に縮尺を小さくし、細かい1本1本の道を知って進むべき方向を探すのではないでしょうか。

アクセス解析も同様です。

さすがに1アクセス1アクセスの細かいログを最初から見る人は少ないかもしれませんね。でも、管理画面を開いて、いきなりリスティング広告の、あるひとつのキーワードがもたらすCV数をいきなりチェックする、など最初から細かい視点で見ているなぁと感じることがあります。

これではデータを見たところで、何も発見できないし次にもつながりません。この場合、まずサイト全体のアクセス数を把握し、その上でリスティング広告だけのアクセス数を把握する。そして次のステップとしてキャンペーンごとに把握した上で、広告グループ、キーワードごとのCV数を見ていくといった具合です。

仮に、最初から細かい視点で、特定のキーワードだけを見て、そのキーワードが10件の成果に貢献しているとわかったところで、次の施策にはつながりません。ここで大きな視点から入り、全体で50件のCVが獲得できているのか、それとも500件のCVが獲得できているのかわかった上で、そのうちの10件の獲得に貢献しているキーワードであるわかった時では、次の施策に活きる情報になりますよね。

僕の場合、50件のうちの10件という場合であれば、全体の成果獲得の2割をもたらす主要キーワードとして位置付け、入札単価調整や広告文のテスト、複合キーワードへの拡充などさらなる最適化を進めます。一方で、500件のうちの10件という場合であれば、そのまま静観しておくかと思います。

全体がわからないまま、いきなり小さな視点でみると判断を誤ります。まずは大きな視点で全体をザックリと把握し、その上で細かな部分を1個1個追いかける、この順番を忘れないようにしましょう。

過去データと比較してチェック

次に2つ目の視点として、ある期間のデータを見たときに、過去のデータと比較するというポイントです。

例えば、今週1週間で成果が50件獲得できたとします。この時に、先週は何件だった?先月の同じ週は?昨年は?こんな視点を持つということです。

このように過去の同期間と比較してデータを見ることにより、今週の獲得件数50件が良いのか悪いのかが判断できます。

過去のデータと比較することにより、過去よりも良いのであれば何が良い結果をもたらしたのか掘り下げることができますし、悪ければ悪いで、何が悪い原因となっていのかを、考えるよう思考が向かいます。

つまりあるデータを見て、そのが良いのか悪いのか、またその理由・原因は何なのかというのは、過去の異なる同じ期間、先週、先々週、先月、昨年などと比較してはじめて見えてくるものです。

わかりやすく言うと、1月末になり売り上げが急に下がったとします。そこで気になって12月のデータを見ても12月末は特に下がっていない、さらに昨年の1月末データを見たら、今年と同様に月末に売り上げが下がっていた。このよう比較してみて、では1月末にはどんな下がる要因があり、どういった対策があるだろうか、と議論が進みます。

過去の同じ期間のデータと比較をする、大切な視点です。

データは点でなく線でチェック

最後のポイントとして、データを見るときには、その刹那刹那で切り抜いて見るのではなく、過去からの一連の流れ、トレンドとしてチェックするということが挙げられます。

例えば、あるサイトの今日獲得できたCV数が100件だったとして、その100件が良いのか悪いのかは、その日のデータだけでは判断できません。

まず、過去1ヶ月で平均のCV数はいくつで、その上で今日は100件だったのかを考えれば、絶対値として良い結果なのかそうでないのか判断できます。そして、移動平均線を持ち出せば、トレンドとして右肩上がりで成果数が増えているのか、流れとしては右肩下がりなのかもしくは横ばいなのかといった具合に、まさしく傾向を把握することができます。

例として適切かわかりませんが、体重が65キロの男性がいるとします。この人がダイエット中で、1ヶ月前には70キロだったのに今日は65キロである時と、1ヶ月前には60キロしか体重がなかった人が、飲み会続きで65キロになってしまった場合では、同じ65キロだとしても、意味合いが異なりますよね。

データは点ではなく線でチェックすることにより、傾向としてどっちを向いているのかを把握することが重要です。日々のデータが単純に良い、悪いで一喜一憂するのではなく、方向として、良い方向に向かっているのか、悪い方向に向かっているのか、それとも横ばいかといった具合に、方向性をつかむことが大切です。

さらにこの視点に、傾向の変わり目の時に、何が起こったのかを把握すれば、しっかりと改善につながります。例えば何かの施策(ランディングペー刷新や、SEOで上位表示達成)をしたとか、世間でなにか(法律改正、テレビで取り上げられた、など)が起きたといった状況を掛け合わせて考えれば、再現性の高い施策を繰り返せるようになります。

まとめ

今日はアクセス解析をするときの3つの重要な視点をお伝えしました。お気づきの通り、これだけを知っても、すぐにデータに基づいての課題の解決にはつながりません。しかし、今回お伝えした内容をしっかりと実践すれば、課題解決のために必要な、仮説を作ることにつながります。

ポイント1 マクロからミクロ。大きな視点から小さな視点という順番でチェック
ポイント2 過去のデータと同期間で区切って比較することにより課題発見、仮説想像
ポイント3 データは点でなく線として、方向性をつかむことで課題発見、仮説想像

このようにしてデータをみることにより、問題意識のもと仮説を作り、できた仮説が正しいのかどうか1個1個を検証していけば、きっと大きな改善につながることでしょう。

以上です。

関連記事

ページ上部へ戻る

 

 

Google+