リスティング広告が表示されない時に確認する7つの項目
こんにちは、山梨です。
一生懸命リスティング広告の設定をして出稿したと思ったら、半日経って検索しても表示されていないということはありませんか?
表示されていない現実に動揺してしまい、一体どこから何を確認したら良いのか考えてしまいますよね。
今回はそんな時にリスティング担当者が確認していく7つの項目を紹介していきます。
1.配信ステータスを確認
配信設定がオン状態であるかを確認しましょう。
例えば、広告グループレベルで「オン」になっていたとしても、その広告グループ内のキーワードの配信設定が「オフ」になっている場合は広告が配信されません。
アカウント、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワード全てのカテゴリーで配信設定が「オン」になっているかを見て確認し「オフ」になっている箇所があれば「オン」にしてください。
・アカウントレベル
※アカウントレベルでの配信設定はヤフーのみの機能になります。
・キャンペーンレベル
※枠内がみどり色の点になっていれば「オン」の状態です(以下同様)
・広告グループレベル
・広告レベル
・キーワードレベル
全てのレベルで「オン」になっていることを確認してください。
2.審査をクリアしているか確認
グーグルアドワーズ、Yahoo!プロモーション広告共に独自のガイドラインを設けており、広告とキーワードと合わせ出稿条件を満たしているかどうかの審査があります。
審査状況を見て、審査を完了し承認されているかを確認しましょう。
※グーグルアドワーズでは広告グループ、キーワードのステータス欄で確認しましょう。
ちなみに審査期間はヤフーの場合で通常約3営業日かかり、グーグルでは通常1営業日以内と公表されていますが、実際は双方ともに1営業日以内で審査が完了するケースが殆どです。
3.アカウントに入金が済んでいるかを確認(ヤフーの場合のみ)
以上のような点で問題ない場合でも広告が表示されない場合は、入金の設定を確認します。
アカウントへの入金設定がされているか、また入金が反映されているかを確認してください。
4.キャンペーンの予算を確認
広告を設定しているキャンペーンの予算が低すぎないかを確認しましょう。
キャンペーンの予算は1日の上限予算のことなので設定金額が低すぎる場合、よく検索されるキーワードでも
配信回数が制限され、設定予算内に広告が均等に配信されるようコントロールされます。
ですから、キャンペーンの予算を高めに設定し配信状況に合わせ予算を見直していくことで、広告表示回数の損失を防ぎ、キャンペーンごとに最適な予算を見極めることができます。
5.入札価格を確認
キーワードごとに入札価格が異なるため管理画面の表示項目から広告表示に必要な金額を確認し広告グループの入札価格を見直しましょう。
推奨される入札価格が高すぎる場合は入札するキーワードを変更する、もしくはキーワードの品質を高め推奨される入札価格を下げるといった手段をとります。
※キーワードの品質の上げ方について別の機会に紹介します。
6.キャンペーン設定を確認
配信地域の設定や配信時間の設定をしている場合、配信地域内に居ない状態もしくは配信時間外に確認した場合表示されません。
配信地域に配信を確認する方法は広告プレビューツールという機能を使用して配信を確認できます。
配信時間設定している場合は設定時間内に検索してみましょう。
7.検索数の少ないキーワードではないか確認
設定以外の問題として検索数の少ないキーワードのため配信されていないというケースもあります。
一般的に検索数の少ないキーワードは需要がないため配信されません。
例えば、新しい商品の名前や普段の会話で使われないような組み合わされた言葉のキーワードなどがあります。
登録したキーワードの検索数が満たされているか管理画面で確認し、検索数が少ない場合は別のキーワードを探しましょう。
以上の7項目が広告が配信されていない場合にまずは確認する項目です。
設定面から金銭面的な部分まで様々な確認項目がありますので理解するまでは設定時の注意点と考えて7項目を書き出しておき、チェックリストとして活用すると効率的に確認が出来ます。
もし、上記7項目を見直しても広告が表示されない場合や内容に不明点等がありましたら弊社までお気軽にご相談ください。
株式会社アクシス:058-259-6197